コミュニティ支援の中心的な取組みとして、ファミリーフォーラムジャパンの金子耕弐氏による講和を行わせていただいています。金子氏はラジオ番組「ファミリートーク」のパーソナリティとして活躍しておられる方です。番組は北海道や沖縄で週五日、東北で週三日、放送されており、各地でリスナー向けの講演会を行うほか、市町村から依頼され、講演活動もしておられます。

今年から毎月、東北を訪れてくださり、南三陸町や石巻の仮設住宅などでご奉仕してくださっています。励ましに満ちたお話を、親しみやすいすてきなお声でしてくださるので、皆さん、深く頷きながら、喜んで耳を傾けておられます。お話の後はカフェを行い、皆さんの感想を分かち合うようにさせていただいているのですが、どこでもすばらしい反応があり、他の方のお話を涙されながら聴かれるなど、温かく有意義な時間となっています。

石巻と南三陸町で、追悼記念コンサートを行いました。ゴスペル歌手の向井かおりさんがピアノで弾き語りをしてくださり、それを聴きながら、悼み悲しみの中におられる方々のために祈りました。若いころ、外国の地で自ら命を絶とうとされたが奇跡的に助かったという向井さん…、彼女が生かされてきたのは、今日この日のためだったかもしれない…そんなふうに思えました。優しく力強い向井さんの歌声は、神様の愛や労りを感じさせてくれました。三年目を迎えたこの日からまた新しい出発が始まります。生活再建に向かって少しずつ進みだそうとされている被災地の方々ですが、色々な課題も抱えておられます。これからも、励まし支え合う友として、繋がり続けていきたいと思います。

Migiwa&GongMin Concert @Ishinomaki and MinamiSanriku

(July 11 to 15)

We shared the great time.

A lot of people were moved to tears by their music.

The music can reach the deep heart and comfort it. 

7月18日、南三陸町のＴ仮設でお茶会。アメリカ（ミシガン）からボランティアに来てくれたＨ君とスティーブン宣教師の息子さんＭ君がヴァイオリンを演奏してくれました。

8月23日、大籠キリシタン資料館にて、佐藤直喜氏による「シベリア抑留」の講演に出席してきました。講師の生の体験談を伺って、戦争の犠牲の大きさを改めて思わされました。私の父の叔父もシベリアから帰ってくることがなく、行方不明のままですし、知人の家族にもシベリアを体験された方々が多くおられます。佐藤氏は郷土史の専門でおられますが、平和の大切さを次の世代に伝えたいとの思いで講演をしてくださいました。

毎月、神奈川県から来て下さる金子耕弐先生。わかりやすく励ましに満ちたお話で被災地の方々を勇気づけてくださっています。11月は福島県でもお話をしてくださる予定です。

南三陸町歌津で行われている聖書カフェ。月に二回行われているこの集会に、近隣の仮設から、20～30名ほどの方々が集われています。主催はWord of Lifeの小池宣教師夫妻。仙台北教会や吹田聖書福音教会の皆さんと共に私もお手伝いに伺っています。

金子先生のファミリートーク、福島県会津の仮設を訪ねて行いました。こちらには、放射能被害で町を追われた大熊町の町民の方々が、町役場ごと、避難して生活しておられます。大熊町は、津波の被害と放射能の被害の両方を被った地域。深い悲しみや不安を抱えておられる皆さんの心の支援の必要を覚えました。

南三陸町志津川や入谷の仮設で行ったクリスマスカフェ。毎年、神奈川県相模原市にある京浜キリスト教会から沼澤牧師が来られ、サックスを演奏してくださいます。この年は、クリスマスメドレーに加えて新曲「アナと雪の女王」や「マッサン」で使われているスコットランドの曲なども演奏してくださいました。次回も楽しみです♪

OMを通じてウクライナとベラルーシから3人の若者がボランティアに来てくれました。

南三陸町の仮設や老人ホームを訪問してロシア語やウクライナ語の歌を歌っくれました。また大工仕事が得意な男性たちで、震災後に出来た石巻の教会で本箱や下駄箱などの棚作りをしてくれました。刺身や納豆など、日本食も好んで食べてましたが、生卵は食さず、お刺身の飾りの菊やバランを食べられるのか？と訊くなど色々と異文化もありました。

12月25日、雪の降る中、南三陸町の5か所の仮設を回ってクリスマスキャロリングを行いました。神戸のコイノニア福音教会の皆さんも、バスで駆けつけてくださり、一緒にクリスマスの賛美歌を歌いました。

小西優子さんのピアノコンサート、石巻の仮設で行われました。主催は「お茶っこはうす」、相模原の教会ネットワークの後援で行われ、私もお手伝いで参加させて頂きました。曲の合間には、シューベルトやベートーヴェンなどの大作曲家たちが苦悩の中から神様の慰めと安らぎを求めたことをお話してくださいました。

Migiwaさんのコンサート。

南三陸町の3か所の仮設、登米市の宮城教会や石巻のお茶っこはうす、本吉の多目的集会場を訪ねて行いました。

優しい歌声と心和むトークに、皆さんとても喜んでおられました。

３・１１東日本大震災追悼記念会。賛美のゲストに石巻出身のゴスペル・シンガー、竹下静さんを迎えて行いました。南三陸町のホテル観洋を会場に、気仙沼、登米、石巻の教会と南三陸町で活動するクリスチャンたちが協力して準備し、80余名が集い、被災された方々と共に祈りを合わせました。今後もこうした追悼式を執り行っていきたいと皆で準備を進めています。

J-Symphonieのお二人が神奈川と東京から来てくださいました。フルートとクラシックギターの自然な響き。爽やかで軽やかで、心穏やかにしてくれる演奏でした。行く先々でたくさんのレパートリーを披露くださり、心満たされた三日間でした。

7/17-21st Migiwa Concert 

Migiwa came and stayed at Ishinomaki for Gospel Festival of Ishinomaki.  She also had some concert at House of Hope,J's cafe,Watanoha-church,Ochakko house in Ishinomaki, Bible cafe at Motoyoshicho, and Nakasecho-temporal-house at Minami-Sanriku. Heart-warming was her singing and talk. She sang some new repertories for cheering the people up.

7/27-8/1 Summer English program with JEMS

 Seven Members of JEMS stayed at Utatsu in MinamiSanriku and helped the English program for children.  

ゴスペルシンガーの齋藤直江さん、石巻のJ'sCafe、お茶っこはうす、登米市のY仮設で歌ってくださいました。初めての被災地訪問ということもあって、難しい部分もあったようですが、皆さんとの交わりも深まり、充実した時でした。再来を願っています。

J-Symphonieコンサート　9月21～26日J-Symphonieのお二人（＋付添いお二人）が再び来てくださいました。都内でチャリティーコンサートを行って、皆さんの思いを携えての被災地コンサートでした。今回はフルートの他に、ピッコロ、オカリナ、小さいオカリナと色んな楽器で、クラシックギターと合わせ、すてきな音色を聴かせてくださいました。生楽器の優しい自然な響きに、身も心も癒されました。

歌津フレンドハウスで行われている英語中学生クラスを7月後半～10月末まで訪米中の小池宣教師夫妻に代わってお手伝いしました。おやつやゲームも交えて楽しく英語を学びました。学校行事や部活など色々と忙しい中学生ですが、学習を重ねるうちに、ずいぶん上達してきました。これからの成長も楽しみです♪

「ファミリートーク」旭ヶ丘コミュニティセンターと歌津フレンドハウスにて行ないました。私は腰痛のため同行できませんでしたが、活動仲間の中澤先生や小池先生が同席くださり、とても良い時となったそうです。金子先生と一緒に被災された皆様を訪問して約二年となりました。まだ多くの方々が仮設で暮らしておられます。皆様の心の復興のために、訪問を重ねてくださる金子先生、本当に感謝です。

クリスマスカフェ２０１５
南三陸町のN仮設、Y仮設、T仮設で行いました。今年も相模原の沼澤牧師が訪ねてくださりサックスで「クリスマスメドレー、故郷、広い岸辺、花は咲く」などを演奏くださいました。ハンドメイドのパウンドケーキやコーヒーなども召し上がっていただいたり、紙芝居を使ってのクリスマスメッセージを聞いていただいたりして、温かいクリスマスのお祝いとなりました。

　T仮設では、お餅つきやクリスマスツリー点灯式などの年末行事の中で、カフェを行わせていただきました。歌手のウーミさんや西南学院大の学生さん、そしてテキサスからの仲間たちなどと半日いっしょに過ごし、ゆたかな交わりを頂きました。

南三陸町SC仮設、クラウスさん一家たちによるクリスマス会が行われました。小さいお子さんから年配の方々までたくさん集われ、クラウスさんのアコーディオンやピアノ伴奏に合わせてクリスマスソングや讃美歌をたくさん歌ったり、みんなでゲームをしたり、プレゼントを渡したり、楽しい一時でした。
また今年も仮設の集会所にイルミネーションを取り付けさせて頂きました。日が暮れると真っ暗になる被災地ですが、皆様の心に明るい希望の光が灯るようにと祈り応援させて頂いています。

1月９～11日、東北出身のゴスペルシンガー竹下静さんによる被災地訪問コンサートを行ないました。歌津フレンドハウス、田尻畑仮設、東松島アメイジンググレース支援センター、牡鹿半島小渕浜、訪問したそれぞれの地で祝福があり、温かく豊かな時となりました。今回は、広範囲でバラエティに富んだ会場でしたが、静さんはどこでも心を込めて歌い、安らぎと励ましを届けてくださいました。3日目の牡鹿半島では韓国の学生ボランティアたちとホヤ養殖のお手伝いをして頂いたり、青空コンサートをして頂いて、静さんにとっても忘れられない経験となったようです。音響とショートメッセージをしてくださったご主人にも感謝。お二人と女川町を見学するなど、温かいお交わりも頂けました。

3月12日、ゴスペルシンガーの齋藤直江さんをゲストに音楽カフェを行ないました。
南三陸町の方々が暮らしておられる二か所の仮設を訪ねて皆さんと美空ひばりさんや中島みゆきさんの歌なども歌いました。

お茶の時間には親しい語らいも与えられましたが、皆さん震災の時の事を、昨日のことのように詳細に語られるので5年の歳月が経ったとは思えない感じです。

これから生活への不安や孤独を感じておられる皆さんですが、こうした温かい時間がよい明日につながることを信じて、訪問を重ねていきたいと思います。

私が働いていた相模原の教会のピアノ奏者、金指崇さんが訪問くださり、仮設での音楽カフェの活動を手伝ってくださいました。
前半はモーツァルトやベートーベン、ショパンなどのクラシックの有名曲を聴かせてくださり、後半は皆さんと一緒に「おぼろ月夜」「花（滝廉太郎）」などの歌を歌いました。集われた皆さんは、歌なんて歌うの何年振りか（5年ぶりかも）と仰って、とても喜んでくださり、有意義な時間となりました。

一年前にも来てくれた高校生の二人のユニット（Gurin）が相模原から来てくれて、仮設での音楽カフェの活動を手伝ってくれました。ピアノ、ギター、ピアニカ、オカリナ、ティンホイッスル、など色々な楽器と共に歌を聴かせてくれて、仮設で暮らされる方々を元気づけてくれました。その他、公園で子どもたちと遊んだり、花の種植えやワカメの袋詰め作業なども手伝ってくれました。たくさんの出会いと交わりがあり、彼らにとっても貴重な体験となったようです。最後には女川町で美味しい海鮮も食べられたし、また来てくれると思います。